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【事例:Speee】広告配信サービスにおけるエアロスパイクの活用

2023.09.20事例

こんにちは、エアロスパイクです。

 

エアロスパイクの製品は、国内外の映像・動画配信や広告配信会社で

多数ご活用いただいているのはご存知ですか?

 

この記事では、Speee社での

広告配信サービスにおけるエアロスパイクの活用について

ご紹介します。

 

エアロスパイクとは

Aerospike Real-time Data Platformにより、企業は何十億ものトランザクションに即座に対応できるようになり、

同時にサーバーの設置面積を最大80%削減します。

 

また、KVS(キーバリューストア)のみならず、ドキュメントやグラフなど複数のデータモデルを提供。

 

Aerospike Real-time Data Platform上に構築されたアプリケーションは、不正行為に対抗し、

即時のデジタル決済、ターゲティング及び広告配信を可能にし、パーソナライズされたユーザー体験を提供します。

 

UZOUの全体構成

市場分析情報(マーケティングインテリジェンス)事業と、

デジタル技術を活用した業務改革(デジタルトランスフォーメーション)事業を主とするSpeee社。

同社の主力配信プラットフォームとなるのが、メディアに関連する記事や広告を配信する「UZOU」です。

UZOUは2016年からサービスを開始し、2017年からエアロスパイクをご活用いただいています。

 

 

UZOUシステムの全体構成は次のような形です。

まず、他社メディアの配置しているUZOUのウィジェットから配信サーバーに広告リクエストがあります。

その後、コンテンツ情報や計測情報の結果などを返します。

 

また、配信サーバーから各データストアにデータベース、KVS(エアロスパイク)、ログという形でアクセスしており、

データに関しては、クローラーやバッチなどがエアロスパイクのデータベース各々に書き込み・更新をしています。

 

エアロスパイクを導入した理由

リリース当初はAWS社のDynamoDBを使用していたSpeee。

しかしUZOUのデータ構造上で使用する中で下記の課題に直面しました。

 

  • UZOUのデータ量だと金銭的、処理的にコストが高くなる
  • キーに対してアプリケーション側で手を加える必要がある
  • クエリの柔軟性においてアップデートしづらい

(2017年当時)

 

これらの課題を解決するために、最終的に同社はエアロスパイクのKVSを採用いただきました。

 

エアロスパイクを採用いただいた主なポイントはこちらです。

  • データをメモリとSSDの両方に保存できるので、大容量のデータを扱うことが可能
  • 強力なインデックス機能を持っているので高速な検索が可能
  • データ量に応じてコストを抑えることが可能

 

下記の動画では、同社がKVSの比較検討時に重要視したポイントや他社との比較、

モニタリング項目やアラート発生時の対応などについて詳しくご紹介しています。

 

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